あたしゃあんたの側がいい #ソバ

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最後の晩餐はうな重である。以前、サンショウの記事で書いたことがある。そして、その日のランチは日本蕎麦でお願いしたい。もちろん冷たいざる蕎麦だ。夕飯でうな重を食べることを考えると、天ぷらは付けないほうが賢い選択だろう。最後の晩餐にランチ制度があるかどうかは知らない。


二八か十割か

日本蕎麦には、そば粉とつなぎの割合が、二八と十割とある。わたしは断然「二八蕎麦」が好きだ。十割そばの芳醇な香りは魅力であるが、つなぎ(小麦粉)が無い分、やや切れやすい。二八蕎麦はつながりがよく、麺に艶とコシが出る。いわゆる「のどごし」を楽しいみたい方は、二八蕎麦を注文して欲しい。

混ぜもんが入ってるなんて、邪道だ!許さんっ!
みたいな似非グルメ気取りおっさんは、恥をかく前にこの記事を思い出して欲しい。ついでに、食べる作法をいちいち解説したがる蕎麦通()は、各々稽古に励んで欲しいが、それを他人に押し付けないで欲しい。

さて、蕎麦について話したいことは他にもたくさんある。蕎麦屋の女将さんにざる蕎麦の食べ方がキレイだと褒められて、娘さん(20歳)の結婚相手に打診された話とかあるけど、次回までにまとめておく。

タデ科ソバ属

植物としてのソバは、藍と同じタデ科である。白くちんまりした可愛い花を咲かせる。広大なそば畑は、風が吹く度にうっとりしてしまう。脳内では新そばの味に思いを巡らせているのだ。

ソバの生態的な特徴といえば、その成長速度だ。種を蒔いてから70日程度で収穫できる。また、痩せた土地でもある程度の生育と収穫が望める。世界中で古くから栽培されてきた植物だ。日本では、縄文後期や弥生時代の遺跡からソバの花粉が発見されている。

そんな蕎麦であるが、パスタやご飯などに比べて、いまひとつ世界的なメジャーになれないのは、その栽培(生産)過程に原因がある。理由は2つ。自家受粉できない(結実が蜂依存)点と、単位面積当たりの収量が少ないことだ。特に、広大な面積の農場が難しい日本(北海道を除く)では、後者の点においてなかなか厳しいのである。ソバがんばれ。がんばれ、NIPPONのソバ農家。

白い花の写真は1ヶ月ほど前のものである。現在の蕎麦畑は茶色の実をつけている状態だ。10月の末か11月の初旬、新そばの季節がやってくる。もうすぐだ

2015,10 晴れ