どうも、クリハラ(@kurit3)です
先日、公開になりました、ヒペリカムの記事には、ちらっとカメラを見切れさせています。
【今日の一輪】日常にそっと置くなら「ヒペリカム」の実|灯台もと暮らし
腕時計を着けて鍵をポケットに、カメラを鞄に。身支度をしている時にちらっと見えるみどり色は、いつもそこにいてくれるから、安心感を覚えます。
この、なんていうか朝の準備の一環として、カメラを鞄に入れる、っていう演出なんですけど、つまり、SIGMAのDP2を見せびらかしたかったんですよ。
このカメラは約1年前に購入したのですが、最近また好きになってきて、持ち出す頻度が増えています。こいつの魅力を引き出す方法とか、シチュエーションとか、ちょとずつわかってきた感じです。
このエントリーでは、やっぱいいよなFoveon……って言いながら、 最近ちょっと変わってきたクリハラの作風を見ていこうと思います
コンパクトなサイズ感
普段使っている、一眼レフデジカメやミラーレスデジカメに比べて、とても軽くて小さいです。お散歩スナップに最適な1台なのです。持ち出す、っていうのが何より大事。
この、マメ科シジャクソウ属のアカツメクサ(ムラサキツメクサ)は、あまりこれを被写体として狙うタイプの花でないかと思います。たまたま見かけるパターンが多い花ですね。
しかし、軽くてコンパクトなDP2を持っていたからこそ、撮れた1枚と思います。
放置されたバイクに、何かしらの植物がからまっているこちらの1枚も、偶然通りががった路地で見つけたものです。カバンにDP2を入れておいて良かった。
約40mmの画角が良い
換算40mm、F2.8の単焦点レンズを搭載しています。この40mmという画角がいい感じなのです。
手元の缶ビールを撮った1枚です。このカットも、50mmの単焦点だとちょっと無理しなきゃ撮れないんですよね。グッと腕を伸ばさないと、狭く感じてしまう。
手元を撮るのに無理がない……。見ている視界にけっこう近い印象の画角だし、コンパクトだからテーブルでも出しやすいし、使いやすいです。
メリハリがある解像
2009年発売のカメラなのですが、画質、写り、解像みたいな部分は今でも充分通用するクオリティーだと思います
スカシユリの雄しべやフェンスの質感もグッとくる。Pオートで撮っています
この春、ベランダで咲いたチューリップです。
ベランダで育てる過程がとても楽しい #チューリップ の球根
この写真はけっこうガッツリ目にトリミングをしていますが、花びらの輪郭とか潰れずに観察できます。
デメリットもけっこうある
安っぽい、AFが遅い、AFがなかなか合わない、ISO100ぐらいしか使えない、液晶がひどいetc…。色々あるだろうが、当たり前だ、10年も前のカメラだぞ。何をいうか。シグマのカメラだぞ。何をいうか。ついて来い。カメラに自分を合わせればいいだけだ。自分にカメラを合わせようとするから不満が多くなる。
初めてのFOVEONには初代DP2をおススメしたい – カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい
上記のリンクも併せて読んで欲しいのだけれども、欠点は多いです。
DP2の欠点も知って、それを補って余りある能力を引き出そうと、いろいろ工夫しながら撮ったのは楽しかった。楽しみながら、わたしの写真全般のスキルは上がったと思っています。
楽しいカメラだなぁ。はぁ好き
2017,6 くもり