どうも、クリハラ(@kurit3)です
先日、SIGMAのDP1Sというカメラを買いまして。約2ヶ月くらいちまちま使って来ましたが、そのレビューを記録しておきます。
わたしにとって「手元を撮って楽しむ、お散歩や食べ歩き用コンパクトデジカメ」って感じです。
その理由、良かったところと、気になるところをまとめました。
軽い
まず最初にびっくりしたのが、カメラ本体の重量。バッテリー、カードを除いて250グラム。
ほぼ同じサイズのDP2(260グラム)をずっと使用していましたが、それと比べて「あ、軽いな」って体感できるレベルでした。
コンパクトさと機動力を生かし、外に出かけるFoveon機として使うと楽しいですね。
換算28mmの広角単焦点
レンズは換算28mmの単焦点。広角域のレンズなので、風景を撮影するのにぴったり。また、手元を撮影するのにとても良い画角でした。
メインの被写体以外にも周辺の風景が映り込むので、どんなところで食べ歩きを楽しんでいるのかよくわかります。
Foveonセンサーしかない
コンパクトで広角が撮れるカメラというのは、いくつか選択肢があります。もちろんスマートフォンのカメラも優秀なものが多いですね。
しかし、日常の何気ない風景や、食べた物の記録にいたるまで、画質や写りに妥協したくない。そんな気持ちに応える唯一の選択肢は、Foveonセンサーなんです。三層の積層センサーが全ての光をとらえ、いつものビールを作品に仕上げてくれます。
はぁ好き。ビール越しの指の描写とかたまらん
見た目がカッコいい
黒くて四角くて、いかにも「カメラです」っていう頼もしい風体をしている。見えるところに飾っておきたいですね。
ちょっと気になるところ
さすが2007年春発売の古いカメラですので、気になるところもありました。解決策と合わせてご紹介いたします。
絞り開放でF4
Foveonセンサーの特徴として、高感度に弱いというものがあります。そのためISO感度を抑えつつシャッタースピードを稼ぎたいシチュエーションが多くありました。開放でF4はちょっと物足りない印象。
その分、コンパクトなレンズにまとまっているので、トレードオフというか、まぁしょうがない。
これは、明るい屋外で撮影することで解決できます。ISO200、F4、S 1/40くらいの環境なら恐れることなく撮影可能。食べ歩きといえば、昼の屋外だから、問題ないでしょうね!
バッテリーの持ちが悪い
バッテリーの持ちが悪く、積極的に撮影していると、体感で半日くらいで1個無くなってしまいます。素直に予備バッテリーを持つほかありません。幸い、そこまで高くないので助かります。
これについてはDP2とも同型、兼用可能なので、素直に2台持ちするのが無駄がなくオススメですね。
光を描くことに特化した道具「SIGMA DP2」 | 私的植物生活概論
Wifi等の画像転送機能がない
最近のカメラでは必須となりつつありますが、このDP1Sにはスマートフォンに転送する機能はありません。
わたしは外出先でもTwitterやTwitterに投稿したいので、スマートフォンに画像を取り込むため、カードリーダーを持ち歩いています。
iPhone、Android、MacBook、PCに直挿しできる安価なSDカードリーダーを購入こちらでも同じような商品をレビューしています。
いろんな端子に対応しているから1個持っててもいいと思うよ〜
その他作例
いくつか欠点もありますが、「この画(写真)が撮れるなら良いよな……」と思わせる作例をいくつか。
緑の色味が好き〜
青も好き〜〜
街並みをパッと撮ってもいい感じなのは空が見えるからかしら。
ヤクルトも好き〜
まだまだこの画角に慣れていないので、もっとたくさん撮りに出かけたいと思います
(2018,6 くもり)