【今日の一輪】春の白い花「コデマリ」はお手入れが大事|長野県戸隠 https://t.co/AHVuBJjIup pic.twitter.com/YXdDjS3HJt
— 灯台もと暮らし (@motokura_PR) 2017年4月5日
春です。撮りました&書きました。そして、これからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」にて公開されました。
2107シーズン最初の花は「コデマリ」です。漢字で書くと小手鞠(毬)です。どうぞご覧になってくださいー
バラ科シモツケ属
春に咲く白い花コデマリは、切り花よりも枝ものとしての印象が強くあります。しなる枝の先でふわふわ踊る様子を撮影して、書いてみました。
わたしが担当させていただいている【今日の一輪】シーリーズ13回目で初の試みとして、植物の管理について少し言及しています。それに合わせて、花器も赤いジョウロにしました。例のあのジョウロです。
英国ブランド HAWS社のジョウロへの気持ち、これは恋に近い
「花はいいぞ」のその先へ
今までもわたしは本ブログやTwitterや、今日の一輪シリーズで、さんざん花や植物の魅力、それらを取り入れた生活を提案してきました。その提案がちょっと一方的だったのではないか、とわたしは反省したのです。
美しい花や爽やかな観葉植物を見ると、つい興奮してしまい、ポエムを書いていたのです。「花はいいぞ」と、情緒に訴えることに終始して、その魅力とともに暮らす具体的な方法をあんまり書いていなかった。これはマズい
はいはいエモいエモい
— クリハラ (@kurit3) 2017年3月3日
植物を育てたり、花を飾ったりすることも、やはりベースには科学があるとわたしは考えています。
ただ、科学的な根拠や栽培テクニックをまとめた文章は、興味のない人にとってグッとこないのもまた事実。そこはやはり感情的な提案というか、声かけが必要なんだと思います。このバランスはけっこう苦慮するんだ
その辺ちょっとずつお伝えしていくよ!
ボタニカル、園芸業界的に、春はテクニックやらコツやら、いろいろネタはあるんです。でも、あんまり具体的じゃなくて「いい感じに」とか「具合を見て」とか、そういう表現になっちゃうんですよ。
それは決して伝えるのが面倒くさいんじゃなくて、環境が違い過ぎてしまうからなんだ。
同じ植物の管理、水やりにしても、その人が住んでる場所や鉢が置いてある場所、日当たりや風通し、使ってる土の配合、そして何より植物の個体差があるから、すべてのパターンを網羅できないのです。
あとはもうあなた自身が、やってみて付き合い方を模索するしかないんですよ。そして、それが植物生活の楽しさ!
【この春、植物を育てはじめた人へ】
植物は根から水を吸うのではなく、湿度がほぼ100%の空気を吸っている。
そう考えながら育てると、土の感じとか水やりの頻度とか掴めてきますよ!— クリハラ (@kurit3) 2016年4月22日
「まぁ、クリハラができるんだからできるでしょ」みたいな感じで読む人を騙しつつ、その気にさせたいと思います。がんばります。
これからも私的植物生活概論と今日の一輪シリーズをよろしくお願いいたします!
新年度っぽい気分がある
【今日の一輪】春の白い花「コデマリ」はお手入れが大事|長野県戸隠 | 灯台もと暮らし
2017.4 晴れ