中古カメラ買いました。1962年に発売されたリコーのオートハーフシリーズの、SE2というモデルです。こちらの発売は1976年ですので、ちょうど40年前ですね。新入りだけど大先輩。外観のレビューをお送りします
ハーフサイズカメラ
通常のフルサイズカメラ(35mm)がまだまだ大きくて、またフィルムも高価だったことから、ハーフサイズカメラは誕生しました。OLYMPUSのPENシリーズが先行、各メーカーが追いかける形で流行しました。わたしは「いつものフィルムで2倍撮れる」というお得感に惹かれて、欲しいなーと探していました。
3群4枚リコー25mmF2.8レンズ搭載
フィルムをセットして後は撮るだけ
36枚撮りのフィルムですので、ハーフサイズカメラだと72枚も撮ることができます!お得感やばい!
フィルムをセットして、下部のゼンマイをぐるぐるやると、フィルムの巻き上げを自動でやってくれます。ぜんまいばねによる自動巻き上げ機能はこのオートハーフの特徴で、ファインダーを覗いて、シャッター押すだけ。「おかんでも撮れる」というキャッチで売り出していたそうです。
で、どれだけコンパクトなの?
コンパクトなサイズ感をお伝えするため、身の回りにあったものと並べてみました。比べてみてください。
- Nexus5とオートハーフ
わたしの使っているスマホと並べてみました。カッコいいでしょ、赤。薄さは比べてはいけません。
- ぺんてるサインペンとオートハーフ
みんな大好きな定番のサインペンと比べてみました。サイズ感がわかりやすくなりましたね。
- ミョウガとオートハーフ
わたしの好きな薬味ミョウガと比較です。ショウガ科ショウガ属の多年草、漢字では「茗荷」と書きます。「食べると物忘れがひどくなる」などという不名誉な通説がありますが、学術的根拠はありません。安心してムシャムシャ食べましょう。美味しいから
このミョウガを登場させたことが、植物ブログとしての大義名分(アリバイ作り)と考えていただいて差し支えないです。
行楽の秋だ!
このコンパクトさを活かして、どんどん出かけたいですね、秋。屋外で撮る専用機ですね。72枚も撮れるし!作例紹介までは、少々お待ち下さい〜
2016.8 晴れ