1番好きな花はなんですか?という質問をたまにされる。1つを選ぶのは難しいので「アネモネ、クレマチス、ラナンキュラスが好きです。順位は付けられません」と、もう何年も機械的に答えている。no.1よりonly 1だろ?
ところが今年、2016年の夏、このラインナップ(こいつとなら結婚してもいいリスト)に食い込んできた奴がいる。アサガオだ。
ヒルガオ科サツマイモ属
つる性の一年草。小学生の頃に授業で育てた方も多いと思う。それだけ栽培が簡単なのである。また、日本では江戸時代、多くの園芸愛好家によって栽培され、親しまれてきた。そんなアサガオへの気持ちが、じわじわ高まってきたのは去年(2015)の夏。自分でアサガオを育て、咲かせたことがきっかけである。
(ヘブンリーブルー)
授業で育てさせられたのではなく、初めて能動的にアサガオと向き合うことになった
初心忘るべからず #アサガオ – 私的植物生活概論
変化朝顔
アサガオの仕立て作業をしています pic.twitter.com/8PHloiR1XJ
— クリハラ朝顔bot (@kurit3) 2016年6月18日
去年のヘブンリーブルーが綺麗だったから、今年もアサガオを育てることは決めていた。たまたま変化朝顔の種を譲っていただいたので、今年はそれに絞って栽培をした。その結果、アサガオへ気持ちがこんなに大きくなるなんて、種を植えたばかりのわたしは思っても見なかった。
アサガオのつるがわたしの誘引を完全に無視して伸びていくけどめげない
— クリハラ朝顔bot (@kurit3) 2016年7月9日
何が咲くかわからない
いろんな植物に手を出しては、枯らせたり咲かせたりしているわたしにとって、普通のアサガオだとちょっと物足りない気持ちになってしまう。「地球の男に飽きたところよ」とピンク・レディーは言ったけれど、そんな気持ちかも知れない。申し訳ない
また、面白いことに、今年咲いた花から採種したものが、来年も同じ花を咲かせるとは限らないのだ。花が咲く度、毎年毎年ドキドキさせてくれるのである。この辺の仕組みは、わたしにはわからない。今後の研究課題としたいと思う。
アサガオの研究をするために九州大学に入りたい
— クリハラ朝顔bot (@kurit3) 2016年8月23日
午前中だけの艶姿
ヘブンリーブルーも、やっぱり良いね…
夏を選んで咲くくせに、日中の日差しには弱く、萎れてしまう。全体の花期は長いが、花そのもの、単体でみるととても儚い朝顔。結婚してくれ!
2016,8 晴れ