「灯台もと暮らし」で #クレマチス についてコラムを書きました

【今日の一輪】女王「クレチマス」に戸隠竹細工の一輪挿しを添えて|灯台もと暮らし

前回は満開のリンゴの花でした。今回はわたしが大好きなクレマチスについてです。ぜひ読んでください。

キンポウゲ科センニンソウ属

紫、ピンクや白、一重咲き、八重咲きなど多くの品種があるのがクレマチスの特徴です。写真は紫色の一重咲きタイプ、わたしが最も好きなやつ。本当にカッコいい……
過去のクレマチス記事 : 種を拾う #クレマチス – 私的植物生活概論

美しいからぜひとも部屋に飾りたいのだけれども、ちょっと照れくさい気持ちがあります。気障(キザ)というか格好つけてる感じが自分自身でかゆくなってしまいます。

部屋にクレマチスを飾る理由、大義名分が欲しかった。自分に言い聞かせる「いいわけ」が必要だったんです。また、美しいと感じて花を切ったからには、それを美しくしつらえなければならないのですよ。ホント面倒くさい性格。

そして、一輪挿しを作りました。カッコつけるための壮大な「いいわけ」コラムがここに完成したのです。

竹細工の花器

初夏の花と、竹・ガラスの素材感はとてもよく合います。ガラス部分は理科の実験にも使う試験管(直径21mm)で、それを支えて自立させる部分を竹細工で作っています。もう少し透け感を出して、ガラスを見せた方が涼しげだったなーとちょっと反省しています。花器はホント大事
参考:花器で勝負あり #バラ – 私的植物生活概論

材料の竹の伐採、加工をして、アイデアを整理、数回の試作。クレマチスの花を探して、水上げして、いい感じに生けて。小道具を用意して撮影して、文章を書いて。こんだけやれば、女王たるクレマチスを部屋に迎えても、まぁいいだろう、となるです。

編集担当者とのやりとりで「一輪挿しかっこいいっすね……」って自分で言っちゃうくらいの仕上がりになりました。

「創意工夫」のための道具たち

花言葉のひとつ「創意工夫」を受けて、わたしが愛用している文具も一緒に撮ってみました(ステマ)。測量野帳(国立科学博物館バージョン)とサインペンです。

motokurashi.com
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わたしの場合、何かを作るときは、頭でイメージしたことを紙とペンで整理する段階があります。

アイデア出しに紙と鉛筆(ペン)を使うと「やってる感」がとても出るのでオススメです。

クレマチスと言い、測量野帳、サインペンも、わたしの好きなものが詰まったエントリになりましたね。よろしくおねがいします。

2016,6 くもり

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