爽やかな酸味と甘味のバランスは秀逸だし、ジャムやソースなどいろんなスイーツに使える。また、アントシアニン、ポリフェノールやら、よくわからないけど、体に良さそうな気もする。しかし、冷凍保存や加工食品が多く流通しているため、旬がぼやけてしまうのは、皆に愛される人気のフルーツたちの宿命だ。イチゴ、パイン、リンゴなどが例としてあげられる。そして、ブルーベリーは夏こそが旬だ。
美味しいだけじゃない
近頃は園芸品種も増えてきて、庭のある家などで育てている人も多いそうだ。樹高が高くなり過ぎないことや、夏の収穫以外に、春に咲く可憐な花や、鮮やかな紅葉が楽しめるのも人気の理由である。(紅葉したら、またその時に紹介したい)
写真は、果実が熟しはじめた頃に撮ったものである。生まれたばかりの青い(緑の)実は、はちきれんばかりのハリを見せている。少し熟し、赤紫色のチークをのせた実はこっちまでドキドキしてくるし、完熟した紫の実はたいへん艶っぽい。
ラベンダーの記事でも書いたが、紫色の醸しだす「年上感」や「目上の人感」は面白い。おそらく、聖徳太子でお馴染みの冠位十二階の影響だろう。紫は尊い(貴い)という刷り込みがされているのだ。相談や愚痴のひとつふたつ聴いて欲しくなる。
悩んでいる
ブログ毎日更新するのはいいんだけど、クオリティ低い記事増えてきちゃってこのままでいいすかね?更新頻度をちょっと抑えて、そのぶん面白い記事書いた方が良いのかしら。でも、とりあえず毎日更新3ヶ月、みたいなこと業界では言われるし、連続更新100回目に「百日紅」を紹介する、って全然脈絡の無いマイルール定めちゃってるし。
そもそも、ブログなんかで悩んでる場合じゃないだろ。近い将来のこと考えないとさ。1年後、2年後、具体的に自分がどうしてるか、ちゃんと考えてるの?考えると暗くなるから考えない、とかそんなの通用しないでしょ。自分はどう思ってても、今年中に30歳になるんだからさ。
酸いも甘いも
ただ紫色というだけで、こんなこと聞かされるブルーベリーが可哀想だし、もちろん答えは返ってこない。ひとくち食べらた甘くて、でも次のひとくちは酸っぱかった。熟してるのを採ったはずなのに。そんな風にして、一筋縄ではいかない人生の危うさを、わたしに教えてくれているのかもしれない。
2015,7 晴れ