【今日の一輪】「クジャクソウ」のように、飾らず、自然体に|長野県戸隠 | 灯台もと暮らし
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植物を一方的に愛でるシリーズ、通称「#もとくり」、今回はクジャクソウ(宿根アスター)についてです。よろしくお願いします!
キク科シオン属のマイナーな花
この #もとくりについては、ソメイヨシノからはじまり、アジサイやヒマワリ、コスモスなど、大変有名な花を紹介してきました。特別に花や植物に興味がない人にも、名前を知っている花を通して「植物が近い暮らし」を意識してもらいたい、というスケベ心がありました(*ノω・*)テヘ
今回はちょっと趣向を変えてみました。試行錯誤 is 大事
クジャクソウってご存知でしたか?
たいていの方にはあまり馴染みのない花だと思います。花言葉は「可憐」「ひとめ惚れ」「飾り気のないひと」
摘芯や切り戻しをすることで、枝分かれをしてたくさん花を咲かせます。その様子が孔雀のしっぽに例えられ「クジャクソウ」と呼ばれています。
ルックスはちょっと「地味」で花言葉は「飾り気のないひと」とか、「孔雀要素どこいったんだよ」「メスのクジャクなの??」みたいな状態で個人的にはニヤニヤするんですが、そこを一旦忘れよう、と。
俺とクジャクソウ、ニュートラルな状態で向き合おうじゃないかてやんでぇ。っていう狙いでした。
スター選手ではないクジャクソウ
時期的にはヒガンバナでも良かったんですが、あえてクジャクソウ。あえてね。
そのクジャクソウを書く、愛でるにあたり、個人的に気をつけていたことがあります。
そりゃ、コスモスの方が名前が知られているし、ソメイヨシノに比べるとアイキャッチの力不足は否めない。だからこそ、わたしは「地味だけど/目立たないけど」みたいな枕詞を使いたくない、と思っていました。
ソメイヨシノと比べる必要はない
何度も言ったり書いたりしていますが、ソメイヨシノとクジャクソウを、その美しさで比較する必要はなくてですね。わたしとクジャクソウのフェアな関係性を書きながら、最終的にわたし自身は黒子として消えてしまえばいいかな、ってことです。
そんなこと思いながら書きました。
【今日の一輪】「クジャクソウ」のように、飾らず、自然体に
次回の花は何にしましょうかね〜
2016.10 くもり
追伸
クジャクソウを愛でるって深津をほめるおじさん的な行為じゃないかしら