前回は「カタクリ」でしたが、今回は「カーネーション」です。母の日だからです。ぜひ読んでください。
カーネーションの評価
個人的にカーネーションの評価は難しくて、どうにも胸を張って愛でる感じになれません。1年中流通しているため、いつでも見れる、と考えてしまいます。「じゃぁ!今度ぜひ飲みに行きましょう!」みたいな社交辞令が似合ってしまうんですよね。過去の記事では、昔の恋人にたとえて「八方美人」と評しています。もちろんわたしの偏見です。
彼女との出会いは普通に教室だったし、特に控え目な人でもなかった。八方美人なカーネーションのような女性だった。顔をはっきり覚えていないが、顔が可愛かったことは覚えている。
白黒の記憶 #ヤマボウシ
マザコンじゃないから
今回は母の日ということで、真っ赤なカーネーションに、四季咲きの特徴も合わせて家族のことを書いてみました。自分でも不思議なんですが、書いてる時は全然恥ずかしくないんですよ。これ、ドライヴ感ですかね!
「母へ」とは書いてるんですが、わたしの母に向けて書いてるわけじゃないんですよ。たぶん親とか家族とか大事な人、友だちや恋人とはちがって感謝を伝えるのがとにかく小っ恥ずかしい相手に、うまく伝えられないし態度でも表せない、そんな不器用な人たちに向けて書いたのかもしれないです。つまりわたし自身に向けて。
こうして、偏ったイメージも母の日も忘れて、カーネーションに向き合ってみると、くしゅくしゅした花弁は可愛さと同時に絢爛な印象もあります。また、とても花の保ちが良く、色も豊富にあり、一輪咲きや枝分かれするSP咲きがあってどんな雰囲気にも合います。それが一年中、安定した価格で流通しているんだから、日本の花卉農家の技術力半端ないですね。なんていい花
ところで皆さん、母の日って何かしました?
2016,5 晴れ